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9月の観劇 [観劇(伝統芸能)]

9月文楽公演(第1部)
国立劇場(小劇場) 2008年9月6日(土)11時開演 9列30番
1.近頃河原の達引
2.本朝廿四孝
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新秋九月大歌舞伎(夜の部)
新橋演舞場 2008年9月6日(土)16時30分開演 3階3列36番
1.源平布引滝 三幕
  義賢最期
  竹生島遊覧
  実盛物語
2.枕獅子 長唄囃子連中

新秋九月大歌舞伎(昼の部)
新橋演舞場 2008年9月7日(日)11時開演 3階2列17番
1.容楊薫 作 加賀見山旧錦絵 四幕六場
2.色模様間苅豆 かさね 清元連中
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歌舞伎座百二十年 秀山祭九月大歌舞伎(夜の部)
歌舞伎座 2008年9月7日(日)16時30分開演 1階17列13番
1.近江源氏先陣館 盛綱陣屋 一幕
2.干支に因みし戯れ絵の趣親子鷹 鳥羽絵 清元連中
3.河竹黙阿弥 作 天衣紛上野初花 河内山 二幕四場

赤坂大歌舞伎
赤坂ACTシアター 2008年9月15日(月)14時開演 1階T列32番
1.狐狸狐狸ばなし
2.棒しばり
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9月文楽公演(第2部)
国立劇場(小劇場) 2008年9月20日(土)16時開演 8列30番
 奥州安達原

歌舞伎座百二十年 秀山祭九月大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座 2008年9月21日(日)11時開演 1階2列31番
1.竜馬がゆく 風雲編 二幕
2.ひらかな盛衰記 逆櫓 一幕
3.近松門左衛門 作 日本振袖始 一幕

日中平和友好条約締結30周年記念/「日中青少年友好交流年」認定事業
京劇2008 北京京劇院訪日公演
東京芸術劇場中ホール 2008年9月27日(土)14時開演 1階D列12番
1.火焼余洪
2.秋江
3.西遊記〜無底洞の巻


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8月の観劇 [観劇(伝統芸能)]

歌舞伎座百二十年 八月納涼大歌舞伎(第三部)
歌舞伎座 2008年8月9日(土)18時15分開演 1階17列10番
1.河竹黙阿弥 作 新古演劇十種の内 紅葉狩 常磐津連中 竹本連中 長唄囃子連中
2.野田秀樹 作・演出 野田版 愛陀姫 一幕
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歌舞伎座百二十年 八月納涼大歌舞伎(第一部)
歌舞伎座 2008年8月10日(日)11時開演 1階2列17番
1.女暫 大薩摩連中 一幕
2.三人連獅子 長唄囃子連中
3.岡鬼太郎 作/榎本滋民 改訂・演出 らくだ 一幕
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歌舞伎座百二十年 八月納涼大歌舞伎(第二部)
歌舞伎座 2008年8月10日(日)14時45分開演 1階17列18番
1.川口松太郎 作 つばくろは帰る 二幕
2.萩原雪夫 作/串田和美 美術 大江山酒呑童子 長唄囃子連中

第六回 亀治郎の会
国立劇場(大劇場) 2008年8月24日(日)13時開演 2階2列19番
1.近松門左衛門 作 平家女護島 俊寛 一幕
2.京鹿子娘道成寺 竹本連中 長唄囃子連中
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Elliott Yamin [Music]

Elliott Yamin
Billboard LIVE 東京 2008年8月31日(日)

学生時代以来の友人から、行けなくなった友人の代わりに一緒に行かないかと誘われ、初めてミッドタウンのBillboard LIVEに足を運んだ。オーディション番組「アメリカン・アイドル」でスティービー・ワンダーが絶賛したという白人男性ボーカリストで、私もCD店の店頭で試聴してR&Bテイストを含んだ優しい歌声が気になってはいたが、ライブにまで来ることになるとは思っていなかった。

ライブはとても親しみやすい雰囲気で進行し、なかなか楽しむことができた。色々なタイプの曲があったが、やはり大ヒットした"Wait For You"が楽曲としては群を抜いているように思えた。

WAIT FOR YOU

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7月の観劇 [観劇(伝統芸能)]

第74回 歌舞伎鑑賞教室(社会人のための歌舞伎鑑賞教室)
国立劇場(大劇場) 2008年7月11日(金)19時開演 1階12列34番
1.解説 歌舞伎の見方
2.義経千本桜 河連法眼館の場 一幕
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歌舞伎座百二十年 七月大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座 2008年7月12日(土)11時30分開演 1階18列25番
 義経千本桜 三幕
  鳥居前
  吉野山 竹本連中
  川連法眼館 市川海老蔵宙乗り狐六法相勤め申し候
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歌舞伎座百二十年 七月大歌舞伎(夜の部)
歌舞伎座 2008年7月12日(土)17時開演 1階17列21番
1.泉鏡花 作 夜叉ヶ池 一幕
2.泉鏡花 作 高野聖 一幕
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関西・歌舞伎を愛する会第十七回 七月大歌舞伎(昼の部)
大阪松竹座 2008年7月19日(土)11時開演 3階1列6番
1.春調娘七種 長唄囃子連中
2.片岡十二集の内 木村長門守 血判取 一幕
3.伽羅先代萩 四幕
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関西・歌舞伎を愛する会第十七回 七月大歌舞伎(夜の部)
大阪松竹座 2008年7月19日(土)16時30分開演 3階2列19番
1.一谷嫩軍記 熊谷陣屋 藤の方入り込みより 一幕
2.河竹黙阿弥 作 黒手組曲輪達引 三幕四場
3. 羽衣 長唄囃子連中
   団子売 竹本連中

夏休み文楽特別公演 <第1部>親子劇場
国立文楽劇場 2008年7月20日(日)11時開演 1列23番
1.解説 文楽へのご案内
2.西遊記
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中村吉右衛門奉納公演 比叡山薪歌舞伎
比叡山延暦寺内 阿弥陀堂横特設舞台 2008年7月20日(日)18時45分開演 1階18列28番
1.近江のお兼 長唄囃子連中
2.舞妓の花宴 長唄囃子連中
 ー火入れの儀ー
3.藤戸  長唄囃子連中
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夏休み文楽特別公演 <第2部>名作劇場
国立文楽劇場 2008年7月21日(月)14時30分開演 11列23番
1.五十年忌歌念仏
2.鑓の権三三重帷子

夏休み文楽特別公演 <第3部>サマーレイトショー
国立文楽劇場 2008年7月21日(月)18時30分開演 9列26番
 国言詢音頭


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6月の観劇 [観劇(伝統芸能)]

新派百二十年 六月新派公演(夜の部)
新橋演舞場 2008年6月7日(土)16時30分開演 3階1列37番
 三島由紀夫 作 鹿鳴館 悲劇四幕
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新派百二十年 六月新派公演(昼の部)
新橋演舞場 2008年6月8日(日)11時開演 3階1列20番
 泉鏡花 作 婦系図 六幕十場

歌舞伎座百二十年 六月大歌舞伎(夜の部)
歌舞伎座 2008年6月8日(日)16時30分開演 1階16列9番
1.義経千本桜 すし屋 一幕
2.新古演劇十種の内 身替座禅 常磐津連中 長唄囃子連中
3.鈴木家三郎 作 生きている小平次 二幕
4.三人形 常磐津連中
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渋谷・コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」
シアターコクーン 2008年6月14日(土)17時開演 1階J列5番
 串田和美 演出・美術 夏祭浪花鑑 二幕六場
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歌舞伎座百二十年 六月大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座 2008年6月8日(日)11開演 1階17列18番
1.文耕堂・三好松洛 作新薄雪物語 三幕四場
2.俄獅子 長唄囃子連中
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第73回 歌舞伎鑑賞教室
国立劇場(大劇場) 2008年6月22日(日)14時30分開演 1階12列34番
1.解説 歌舞伎の見方
2.福内鬼外 作 神霊矢口渡 頓兵衛住家の場 一幕

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5月の観劇(10日以降) [観劇(伝統芸能)]

5月文楽公演(第2部)
国立劇場(小劇場) 2008年5月10日(土)16時開演 9列21番
1.心中宵庚申」
2.狐と笛吹き

5月文楽公演(第1部)
国立劇場(小劇場) 2008年5月11日(日)11時開演 9列26番
1.鎌倉三代記
2.増補大江山

歌舞伎座百二十年 團菊祭五月大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座 2008年5月17日(土)11時開演 1階16列29番
1.義経千本桜 渡海屋/大物浦 一幕
2.六歌仙容彩 喜撰 清元連中 長唄囃子連中
3.河竹黙阿弥 作 極付 幡随長兵衛 一幕
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五月大歌舞伎(夜の部)
新橋演舞場 2008年5月17日(土)16時30分開演 1階11列17番
 四世 鶴屋南北 作 通し狂言 東海道四谷怪談 三幕

五月大歌舞伎(昼の部)
新橋演舞場 2008年5月18日(日)11時開演 1階11列17番
1.彦山権現誓助剱 毛谷村 一幕
2. 藤娘 長唄囃子連中
   三社祭 清元連中
   勢獅子 常磐津連中
3.長谷川伸 作 一本刀土俵入 一幕


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銕仙会五月定期公演 [観劇(伝統芸能)]

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銕仙会五月定期公演
宝生能楽堂 2008年5月9日(金)18時開演 脇正面 へ列8番

昨年7月にもお誘いいただいたAさんから、今回も銕仙会定期公演のご案内があり、良い機会なので足を運ぶ。演目は、狂言「名取川」と能「朝長」。

狂言「名取川」は、比叡山で受戒した僧(シテ)が貰った名を、物覚えが悪いので忘れぬよう袖に書き付けて口ずさみながら帰る途中、川の深みに入っておぼれかかる。すると袖に書いた名が消えたので、流されたと思って笠で掬い上げようとしていると、地元・名取の某(アド)に殺生禁断の場だと見咎められ、川の名が名取川と聞いた僧が逆に取った名を返せと迫り、困った某が話す中で僧は名前を思い出し、故郷へ帰って行く、というもの。
シテが野村万作、アドを野村万之介。昔話にもありそうな情景の中で素朴かつナンセンスな展開となるが、二人の落ち着いたやり取りにじんわりとした味わいの滑稽味を感じとることが出来た。

続いての演目である能「朝長(ともなが)」の物語は、平治の乱に破れた源義朝の子・朝長が自害して果てた美濃国青墓に朝長のゆかりの僧(ワキ)が供養に訪れ、当地で朝長を弔う青墓の長者(前シテ)から朝長最期の物語を聴く。その後、僧が観音懺法を読唱して弔うと朝長の亡魂(後シテ)が現れて自らの最期を語り、回向に感謝し供養を願って亡魂は消え失せる、というもので、いわゆる「修羅能」の大曲の一つ。

私自身これまで能に接してきた回数は本当に数えるほどだが、この日の舞台は極めて中身の濃い、良いものに出会えたという強い印象を持つことができた。シテの山本順之師が落ち着いた動きの中に気迫と鋭さをともに感じさせてくれたのが何よりだが、特に地謡が終始緊張感を保っていたのも素晴らしかった。
これは、たまたま経験値の足りない私だけが感じたことかとも思い終演後にAさんに確かめたところ、やはり過去の公演と比べても充実度は高く素晴らしかったとのことで、我が意を強くすることができた。歌舞伎や文楽と異なり公演回数が限られているだけに、一回の公演に対する集中度はそれだけ高くなるということなのだろうと、改めて認識した次第。

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團菊祭五月大歌舞伎(夜の部) [観劇(伝統芸能)]

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歌舞伎座百二十年 團菊祭五月大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座 2008年5月6日(火)16時30分開演 1階13列22番

  河竹黙阿弥 作
1.通し狂言 青砥稿花紅彩画 白浪五人男 三幕九場
「花見」からの全通しは平成16年4月に勘九郎の弁天で観ているが、菊五郎劇団では歌舞伎を本格的に見始めて間もない平成4年2月歌舞伎座以来(「浜松屋」以降の半通しは平成9年4月大阪松竹座で観たが)ということで、楽しみにしていた。

序幕の「初瀬寺花見」は「新薄雪物語」の花見を蹈襲したものとのことだが、幕開きと同時に登場する梅枝の千寿姫が舞台の華やかさに負けず場を保っていたのは立派。また、三津五郎の忠信利平が程良く存在感を見せる。
一転して山間の辻堂で弁天小僧が正体を現す「神輿ヶ嶽」では、千寿姫とのやりとりから日本駄右衛門の登場へと流れもスムーズ。
続いて谷に身を投げた千寿姫と赤星十三郎が出会う「稲瀬川谷間」は、前場の舞台がそのまま大ゼリで持ち上がって谷底の場面に変わるところが面白い。またここで初めて五人男が揃うだんまりは、歌舞伎座の広い舞台を一杯に使っており、團十郎、菊五郎、三津五郎、時蔵、左團次と役者の水準もそれなりに揃っていることと相俟って、そのスケール感が心地良い。

「雪の下浜松屋」は数ある歌舞伎の演目の中でも特に上演頻度も高く、菊之助、勘三郎、七之助、亀治郎などそれぞれの味わいや工夫もあるが、当代のスタンダードはやはり菊五郎ということになるだろう。この日も、全体のアンサンブルも含め、練り上げられた安定感のある芸をたっぷりと味わうことができた。それでも、番頭与九郎を橘太郎が勤めているのを見ると鶴蔵を思い出したり、そういえば十七代目羽左衛門の駄右衛門は立派だったな、などということも思い起こしたりしてしまう。
「蔵前」は、生き別れの二組の父と子が図らずも再会することになり、その因縁の切なさに一同が思いを馳せるという、ドラマの展開としてはシリアスな転換点なのだが、あまりの偶然性にどうしても客席が笑ってしまうのが何とも言えず居心地の悪いところ。幸兵衛を今回初役で演じる東蔵も筋書のインタビューで「あそこでの笑いを少なくできたら」と語っているが、今の時代ではなかなか難しいことなのかもしれない。
「稲瀬川勢揃い」は、再びお馴染みの華やかな舞台に。ここでも五人男のバランスが良く、つらねの台詞もすっきりと聞かせてくれる。

大詰になり「極楽寺屋根立腹」では、捕手の立廻りが菊五郎劇団ならではのもので、新しい構成も織り込まれていたようで飽きさせないのは勿論だが、菊五郎の張りのある動きにも眼を瞠るものがある。
「山門」「滑川土橋」は「楼門五三桐」を踏まえたもので、絢爛な山門がせり上がる場面の中で、團十郎の日本駄右衛門、そしてこの場面だけ登場する富十郎の青砥藤綱の二人揃って、舞台面の豪華さに負けない存在感を示していたのはさすが。また、藤綱脇で松明を持って登場するだけの家臣を友右衛門と松江がつとめていたのも厚みを加えているように感じられた。



2.三升猿曲舞 長唄囃子連中
昨年9月の歌舞伎座特別舞踊公演でも上演されていたが、本興行に掛かるのは今回が初めてということのようだ。
前半では力強い所作にも無理なところが少なく丁寧に進めようとしている姿勢が伝わってきたが、中盤以降のクドキや俗謡を取り込んだ部分などはもっと洒脱な雰囲気が欲しいところではある。とは言え、全体的には前回以上に落ち着いているように思えた。これは、短期間での再演ということで松緑自身にもまた見る側にも良い意味の余裕があったということかもしれない。一方で、前回観たときよりも舞台栄えのする演目であるようにも感じられたので、しばらくしてからまた再演を見てみたいという気もした。


タグ:歌舞伎
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蕎麦屋と緑道と寺、そしてもつ鍋 [日常]

この連休は観劇予定も殆ど無くまた遠出の予定もなかったので、部屋を片付けたり本を読んだり、気が向いたら歩数を意識しつつ散歩に出かけたり、あとは身内や友人と夕食といった程度でかなりのんびりと過ごした。

この日も、まずは近場のランチの店を検索してみたら、三軒茶屋と下北沢の間に蕎麦屋を見つけたので、散歩がてら足を運んでみることに。

お店は「打心蕎庵(だしんそあん)」。開店後まだ2年半ほどのようだが、住宅街にありながら落ち着いた佇まい。
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まずは上喜元純米とちょっと珍しいお通し三種(茶碗蒸し・筍の木の芽和え・豚しゃぶ)で落ち着いてから、蕎麦は「福井挽きぐるみ」を頂く。香りはまずまずで少しコシがある。蕎麦湯がトロッとしたポタージュタイプなのは好みなので嬉しい。
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店を出てから北沢川緑道を歩く。花など撮ってみるが、まだカメラに慣れておらず天気も今一つなので、なかなか難しい。
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梅ヶ丘駅に到着してから、そういえば隣の駅名である豪徳寺は有名な割には行ったことがなかったかな、と思い至る。一駅乗って行ってみると、これが思いのほか立派なお寺。井伊直弼の墓所があることと招き猫伝説で有名とのこと。ここで雨が降ってきたこともあり、世田谷線に乗って一旦帰宅。
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この日は観劇予定はなかったが、歌舞伎関係者のYさんと久々に食事でもという話になっており、関西から観劇遠征の友人も交えることとなったため、夜になってから銀座へ。夜の部終演の時間に待ち合わせた後で、久々にもつ鍋でもということになり、連休中の祝日で店が限られる中、携帯サイトで探して「もつ道」という店へ。チェーン店のようだが、まずまず美味しくいただく。醤油味、塩味の鍋を2人前ずつ食べ、更にチゲ仕立てと豆乳鍋も2人前ずつ頼んだら最後はさすがに食べきれず。相変わらず貴重な楽屋話も含む芝居の話題で時間を忘れて3時間近く過ごし、銀座線の終電にぎりぎり間に合って無事帰路についた。
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タグ:蕎麦
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原美術館コレクション展 [Art]

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原美術館コレクション展

原美術館 2008年4月27日(日)

今月初め頃から歩数計を使い始めて毎日の歩数を記録している。今のところ均してみると7500歩程度にしかならないが、これを続けていると「せめて平均値は下げたくない」という気持ちが働く。今日も昼過ぎまで家でのんびりしていたが、このままではまずいと思って腰を上げることにした。

行き先の原美術館は、雑誌などで名前を見たことがあった程度で殆ど知らなかったのだが、ついこの前東京に来る友人からお薦めの美術館や展覧会を尋ねられ検索してみた時に見つけて、ちょっと気になっていた。立地が御殿山という頃合いの場所だったこともあり、散歩がてらちょっと行ってみることにしたという次第。

JR五反田駅から都バスに乗り、御殿山のバス停から住宅街を5分弱歩いて到着。東京ガス会長、日本航空会長、帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)総裁などを歴任した原邦造の私邸として昭和13年(1938年)に竣工した建造物で、設計者の渡辺仁は東京国立博物館本館や銀座和光の設計でも知られる当時の代表的建築家だったとのことだが、1979年以降は現代美術に特化したプライベートミュージアムとなっている。

扇形レイアウトの3階建ての建物に入る。到着が遅くなり閉館まで残り時間は1時間ながら、しっかり入館料1000円を支払って展示会場へ。
1階から順に見ていくが、廊下に展示されたマリック・シディベや荒木経惟などの写真作品、またギャラリーⅡでは奈良美智、横尾忠則、ナム・ジュン・パイクなどお馴染みの顔ぶれの作品も展示されていた。
2階、3階も各室に様々な作品が並べられていたが、印象的なのは部屋そのものに美術作品を作り付けてしまうインスタレーションと呼ばれる一連のもので、3階の白タイルに囲まれた一室を作品としたルイノーの「ゼロの空間」なども、意外と楽しめるものだった。
また、1階中庭側には磯崎新の設計により増設されたというカフェがあり、中庭に置かれた作品も眺めることができるので、次の機会には試してみたいという気もした。
一通り見て回ってから閉館直前に駆け足でmuseum shopへも行ってみたが、今回の展覧会としては特に図録などはないとのことで、それだけはちょっと残念。

常設の展示品が多い現代美術の小規模美術館ということで、足繁く通う対象ではないかもしれないが、建物内外の佇まいも含めて独特の味わいもあり、少し間を置いてからまた出かけてみてもよいかな、という気がした。

この後、三菱開東閣の脇を通って品川駅まで歩き、その後都心方面で少し買い物をして帰宅。歩数は8600歩ということで、所期の目的は何とか果たした形。

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