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壽初春大歌舞伎(大阪松竹座・昼夜) [観劇(伝統芸能)]

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壽初春大歌舞伎
大阪松竹座 2008年1月10日(土)

この三連休は昨年と同じく大阪遠征。まず一日目は昼夜とも歌舞伎。ちょうど十日えびすの宝恵駕籠行列に遭遇。戎橋のたもとでは文楽人形が登場し、松竹座前では福娘が見守る中で坂田藤十郎のご挨拶があるなど、賑やかさを味わいながら劇場内へ。


【昼の部】 3階1列13番

1.義経千本桜 鳥居前 一幕
舞台上手の鳥居は、今回はいつもと違って何本も連なる「千本鳥居」なのが珍しく、目をひく。番付の翫雀のコメントによれば「関西の方々が見て伏見稲荷と分かる道具にした」とのこと。

初役の翫雀は、荒事らしい動きは一通りこなしており大きく破綻があるわけではないのだが、こちらの先入観もあってか、どこかもっさりしているように見えてしまうのが惜しい。愛之助の義経は初役ながら無理がなく、柔らか味もありつつすっきりした様子。孝太郎の静御前も、14年ぶり2回目とは思えないような過不足のなさ。松之助の逸見藤太のせりふが、これまで聴いていたものと微妙に違う気がしたが、正確にはわからなかった。



2.良弁杉由来 二月堂 一幕
我當は昭和46年2月の襲名披露以来とのこと。眉根を寄せる表情が多いのが悟りを開いた高僧には少しそぐわない気もするが、渚の方を母と知ってからの芝居には素直な情が感じられまずまず。秀太郎の渚の方は初役とのことだが、老け具合と、大家の奥方だったという気品と優しさが良いバランスでなかなかの好演。



3.玩辞楼十二曲の内 廓文章 吉田屋 竹本連中 常磐津連中
扇雀が伊左衛門に2回目の挑戦。前回は孝太郎だった夕霧が今回は御大・藤十郎ということで、良く言えば芸の継承の場に立ち会うということだが、悪く言えばお勉強に付き合わされているということになる。

で、実際に見た感想としては、失礼ながら型を追うのに精一杯という印象がどうしても拭い難い。藤十郎の夕霧が登場してから、ようやく舞台の雰囲気に広がりが出て芝居が持つようになる。観客としても消化不良の部分が残るのは当然だが、一番苦しい思いをしているのは扇雀本人ではないかという気がしてならなかった。



4.お祭り 清元連中
仁左衛門も何度も手掛けている舞踊で、すっきりとした舞台は昼の打ち出しに相応しい。孝太郎の芸者も、以前より笑顔に柔らかみが感じられて良い。立ち回りを得意としていた仁三郎が、名題披露後ながら若い者の筆頭で登場しトンボを切ってくれたのは嬉しかった。




【昼の部】 3階1列16番

 四世鶴屋南北 作 奈河彰輔 監修
通し狂言 霊験亀山鉾 亀山の仇討 五幕十場
 序 幕 甲州石和宿棒鼻の場より
 三幕目 駿州中島村焼場の場まで
 中 幕 春寿松萬歳  竹本連中
 四幕目 播州明石機屋の場より
 大 詰 勢州亀山祭敵討の場まで
平成14年国立劇場で仁左衛門が手掛けた復活狂言で、当時観た時にもなかなか楽しく、復活物としては興行に耐えるものだなあと思ったことをぼんやりと記憶している。今回は6年半振りの再演で、前回をきっちり憶えているわけではないのだが、骨格はほぼそのままに場面や展開もある程度刈り込まれて、一層すっきりしたように思う。また、国立の復活狂言を関西で上演することの意味は小さくないように思えるし、終演後に近くの席にいた観客から「すごく面白かった!」という声が聞こえて少し嬉しくなった。

仁左衛門は、藤田水右衛門と隠亡の八郎兵衛という悪役二役をクールに勤め上げる。前半の最後では二役早替わりに本水の立ち回りまで、むしろこの寒い時期に身体の心配をしたくなるくらいだが、余裕をみせつつ大活躍。その他の役者もみなきちんと役にはまっており、たっぷり楽しめた。

中幕は、所作台を敷き松竹梅の背景の舞台となって、藤十郎が赤い着物に紫の素襖を着けた萬歳の姿で踊る。引き抜きなどもあり、全体に正月らしいおっとり華やかな雰囲気。15分程度だったが前後の芝居が殺し場も多く暗めな流れだけに、良いブレイクという気もした。
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新春浅草歌舞伎(第1部・第2部) [観劇(伝統芸能)]

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新春浅草歌舞伎
浅草公会堂 2009年1月4日(日)

【第1部】 11時開演 1階う列26番

お年玉<年始ご挨拶>は勘太郎。内容は特に外連味なく、第2部や2月松竹座の紹介なども素直な感じで微笑ましい。

1.一條大蔵譚 二幕
  曲舞
  奥殿
猿之助の大蔵卿はあまりきちんとした記憶がないので、観ていないかもしれない。今回の「曲舞」も澤瀉屋では演じられていたものの上演は珍しいものらしく、実際今日来るまでいつもの「檜垣」だとばかり思っていたくらいで、当然ながら初見。

ただ実際に観てみると、大蔵卿の命を狙う播磨大掾広盛と八剣勘解由を狂言舞で巧みにあしらうという一幕で、なかなか面白く観ることができた。亀治郎の大蔵卿はどちらかと言えば阿呆を作っている底が見えてしまい易い(賢さが見えてしまう)ので、踊りの上手さも相俟ってなるほど「檜垣」よりこちらの方が向いていると思えた。「奥殿」でも、正気に戻って少し手強さを見せ、また阿呆に戻るところも割合くっきりとしている。

勘太郎の吉岡鬼次郞は、時として力み過ぎと思える箇所もあるものの、総じて忠臣らしさをきっちりと見せる。七之助は常磐御前で、もう少し物語での情を表に出しても良いかとは思ったが、鬼次郞に本心を明かす箇所などは凛々しさも見せなかなか。男女蔵の広盛は相変わらずややせりふの密度が薄い感はあるものの、時代な雰囲気を出してまずまず。亀鶴の勘解由はほぼ本役に近い感じで口跡も良く、亀蔵のような古風さを感じさせる。また、予想以上に良かったのは今回初参加の松也で、鬼次郎女房お京を二幕通じてとても行儀良く勤めていて、とても好感が持てた。



  河竹黙阿弥 作
2.新古演劇十種の内 土蜘 長唄囃子連中
五代目菊五郎が初演し六代目も得意とした演目だが、二代目松緑から当代菊五郎へ受け継がれた音羽屋の家の芸という色が濃いこともあってか、勘三郎は先代、当代とも演じていないため、勘太郎にとっては大きなチャンスでありチャレンジということになる。

舞台は、まず幕開きから亀鶴の平井保昌がしっかりした雰囲気。松也の源頼光も品の良さを見せ、概ね危なげも少ない。次いで七之助の胡蝶が壺折の装束で現れ、こちらも端正に舞って繋げていく。いよいよ勘太郎の僧智籌が登場するが、ここでは期待したほどの大きさは見られない。しかし、後ジテで蜘蛛の精になってからは、特に動きの激しい箇所でのキレと迫力は予想通りなかなかのもの。これで「静」の部分での存在感が大きくなれば更に好ましいとは思うが、初演としては十分な出来だったのではないか。

それにしても、歌舞伎座以外の劇場(南座など)で義太夫狂言などを見て舞台が少し小さい方が空間の濃密さが好ましいと思ったことは何回かあるのだが、この「土蜘」は舞台のサイズとして歌舞伎座の規模がむしろ相応しいのではということを、珍しくも今回ふっと感じてしまった。



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【第2部】 11時開演 1階う列21番

お年玉<年始ご挨拶>は亀鶴。舞台から客席に降りるのにトンボを切ってみたり(ちょっとよろけた)、携帯電話で知り合い(の女性)と話す風で第1部や松竹座の宣伝をしたりと、結構工夫していた。

  長谷川伸 作
1.一本刀土俵入 二幕五場
勘太郎は真っ直ぐな芝居で序幕は良いだろうが大詰めはどうか、亀治郎は技巧が前に出すぎないか、といった心配もしていたのだが、何のことはないしっかり泣かされてしまった。

勘太郎の茂兵衛は、やはり序幕第一場の純朴さが一番。第二場の利根の渡しでは、お蔦への想いにもう一つ溜めがあればなお良い。大詰第一場では、人違いをされて怒る凄みがなかなか。第二場は、まだ開幕2日目ということもあってか、お蔦とのやりとりや立ち回りに間のぎこちなさが見られるものの、幕切れの決めぜりふはきちんと胸に迫るものを感じさせてくれた。

亀治郎のお蔦は、やはり序幕第一場が上手い。芝居の巧さはあるが鼻につくほどではなく、特に越中小原節には泣かされた。他は、男女蔵の波一里儀十、亀鶴の堀下根吉、松也の辰三郎と、それぞれ持つ力どおり十分の出来。また、この芝居はさすがに若手花形だけでは数が足りないため、弥八の山左衛門、老船頭の由次郎、若船頭の宗之助、船大工の桂三などが脇を固め舞台を締めていた。



2.京鹿子娘道成寺 長唄囃子連中
昨年も亀治郎や三津五郎の挑戦が記憶に新しいが、今回は彼らのように「何を見せてくれるか」ということよりも初挑戦自体への期待感を持って幕開きを待った。

今回は道行はなく、所化のやり取りの後で紅白幕が左右に引かれると、舞台中央に金の烏帽子を戴いた花子が現れる。中啓を持つ手が震えているようにも見えて、こちらにも緊張感がひしひしと伝わってくるが、踊り進むに連れて徐々に落ち着いてくる。面長な顔つきからは父よりも母方譲りの印象を受けるが、成駒屋の叔父よりは品が良いかもしれない。決して器用な方ではないためか、長唄との間に微妙なところがあったり、身体も必ずしも柔らかくはないのだが、最後まで懸命に取り組んでいる様子にはとても好感が持てた。また、鈴太鼓から鐘入りに至るまで息の上がるようなところがなかったのは、多少とも短縮版かつ若いということを割り引いても立派なものだし、まずまずの奮闘振りと言って良いのではないかと思った。

なお、昨日の国立では2階席だったので無理だったが、今日は3列目だったこともあり所化の撒いた手拭いも無事確保。

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終演は18時40分と比較的早かったので浅草寺にお参り。凶が多いという評判のここのお神籤(実際2度ほど引いたことがある)も「吉」で、お礼の意味も兼ねて浅草神社にもお参りしてから帰宅。元旦に地元の八幡神社へ初詣した時のお神籤も「吉」だったし、昨日のサイン入り升、今日の手拭いと、何やら新年から縁起が良い感じ。世間の状況を考えると気の重い仕事始めも、何とかこの勢いで上手にスタートしたいものだと思った。
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初春歌舞伎公演(初日) [観劇(伝統芸能)]

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初春歌舞伎公演
国立劇場(大劇場) 2009年1月3日(土)11時30分開演 2階4列18番

今年は歌舞伎座さよなら公演の関係で2日に「古式顔寄せ式」が行われたため、どの劇場も3日からだが、国立劇場は例年通りでこの日が初日。

恒例の鏡開きをお目当てに開場時刻の10時を少し過ぎて到着したら、もう正面ロビーから南側売店まで列が伸びており、理事長や各役者のご挨拶は場内放送だけで聴くことに。でも、振る舞い酒を無事頂いて升を見てみると、何と團十郎丈のサイン入り!列の前の方だけでなく途中にいくつか含まれていたらしく「春から縁起が良い」思いをさせていただいた。また、初日ということもあってか、沢山の芝居見物仲間にもお目に掛かることができた。
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  石橋健一郎=補綴
1.歌舞伎十八番の内 象引 一幕
昭和57年の二代目松緑以来の上演となるもので、もちろん初見。浮世絵では幾つか残っているようだが、歴代團十郎でも二代目以降上演が途絶え「歌舞伎十八番」を選定した七代目も演じていない。今回も27年前が三幕物だったのを一幕にするなど、新たな「象引」と言えるものとのこと。
で、今回上演された芝居は荒っぽく言えば、悪役が公家の「暫」に象が出てくるようなもので、ユーモラスで他愛なく大らかな荒事らしさが感じられ、たっぷりと楽しめた。何よりも、昨年七月休演以来の舞台復帰を果たした團十郎が元気な姿を見せ、何より嬉しい限り。公家悪の三津五郎もきっちり。また、関東守護豊島家の跡継ぎ葵丸の巳之助が危なげなく勤め、成長を感じさせてくれた。



開演前と食事休憩には、こちらも恒例の太神楽曲芸協会による曲芸や獅子舞が披露されて、お正月らしい雰囲気。
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2.天皇陛下御即位二十年記念 十返りの松 箏曲連中 囃子連中
山田流の箏曲として昭和3年に発表されたもので、歌舞伎としては今回が初演とのこと。長寿を祝賀するという十返りの松を背景に上手側に箏曲、下手に囃子方が並び、福助が梅の精、橋之助が竹の精、また橋之助の息子3人が松の童として順次登場した後に芝翫が松の精として現れるという、成駒屋一門による舞台。穏やかな箏曲に乗って目出度く舞い収めるものだが、食事休憩後だったこともあり、30分弱の短い舞台ながら正直なところ結構眠気を誘われてしまった。



  四世鶴屋南北・三世瀬川如皐=作 古井戸秀夫=監修 国立劇場文芸課=補綴
3.誧競艶仲町 四幕六場
享和二年(1802)江戸中村座で初演以来の上演ということで、いかにも国立劇場の復活演目らしい取り組み。四世鶴屋南北による「双蝶々曲輪日記」の書き換え狂言で、京から江戸に舞台を移し、郷代官の南方与兵衛、遊女都、与兵衛女房お早といった登場人物で元の世界を持ち込みつつ、永代橋、深川、浅草駒形、下総八幡村、行徳といった地を巧みに織り込んだ作り。今回の監修・補綴の努力も大きいと思うが、途中休憩10分を挟んで2時間以上の舞台もすっきりとした仕上がりで、こちらも楽しめるものとなっていたように思う。
役者では「引窓」の与兵衛も経験している三津五郎が、やはり誠実な郷士という姿を手堅く見せて十分。都とお早二役の福助も、お早では田舎娘の純情さが少しくどい気はしたものの、概ね雰囲気は壊さず、出ずっぱりでまずまずの奮闘振り。橋之助の鳶頭与五郎は、もう少し気っ風の良さや勢いがあってもよいかとは思ったものの、違和感があるというほどでもなくそれなりの出来。三幕目の与兵衛町宅の場では、与兵衛妹お虎の芝のぶと中間才助の三津之助のやりとりなども面白かった。


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謹賀新年2009 [日常]

年頭に当たり、まずは昨年の振り返りから。

何と言ってもこのブログのことだが、昨年は5月以降すっかり遠ざかってしまった。ご心配頂いた方もあり申し訳なかったが、書けないほど仕事が忙しいわけでも体調が悪かったわけでもなかった。最初はGW明けの記事をちょっと溜めてしまい、その後は毎週末のような観劇に加え5月末に小学校卒業クラスの同窓会幹事を勤めたり、6月以降は観劇ペースは変わらない中で仕事も少したて込んできて、あとはずるずると不良債権化し、まあ「ネット引きこもり」がしばらく続いてしまったことになる。

ようやくこの年末になって再始動しようかという気になったものの、観劇は数が多すぎて感想を残す気力はないため観劇記録だけ月別に残し、Art関連は5月以降の実績、さらに音楽のライブは2件だったので簡単な記事にして個別にアップしたという次第。

これまでも、演目や出演者の詳細、引用、フォント、写真の添付などで凝り始めるときりがなくなり、その結果記事をまとめるのが億劫になる悪循環が度々あったので、今年は一つずつの記事を軽めにしながら続けていければ、と思っている。

昨年末は仕事納めが26日でそれ以降の日数がいつもより長かったので、年賀状も(バージョンアップしたソフトが予想外に使いにくく往生したりはしたものの)28日午後には投函を済ませ、その後は買い物をしたりブログに時間を使ったり(でも、大掃除は結局ほとんど出来ず)。その間、久々に車で出かけたらラジエータホースが外れて蒸気が吹き上げ、都内でJAFのお世話になるなどのトラブルもあったが、何とか無事に新年を迎えることが出来た。

一年間の観劇等について今年も回数を数えてみたが、歌舞伎55回、文楽17回、能1回、京劇や新派を含むその他演劇等4回、コンサート・ライブ2回で、歌舞伎と文楽が増えてその他ジャンルが少なかった。美術展は16回で前年と横這い。今年も可能な限り足を運ぶことができればと思う。

仕事の方は、誰もが認識するとおり世界的な激変期で一層厳しくなるのは当然として、仕事柄そういう時の方が出番が増えかねないのが何とも悩ましいところ。変わるべきこと、変えるべきことには機敏に対応する一方で、流され過ぎることなく本質を見失わずに前向きに乗り切っていきたいものだ。

ブログの方は書き始めて4年目になるが、最初に書いたとおり昨年は長期間放置してしまった。その間も検索対象となったことを含め総閲覧数累計が16万9千件近くになっている。普段お目にかかれない知人の方からすると生存確認の意味もあったりするようなので、繰り返しになるが今年はあまり構えずコンスタントに書き続けていきたいと思う。改めて、本年も引き続きどうぞよろしく。

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今年行った美術展(5月以降) [Art]

桂川寛展 《漂白(さすらい)の日の記録》“走り描いた古き街々の面影”
三愚舎ギャラリー(雑司ヶ谷) 2008年5月11日(日)

柿右衛門と鍋島 ー肥前磁器の精華ー
出光美術館 2008年6月1日(日)

コロー 光と追憶の変奏曲
国立西洋美術館 2008年6月6日(日)
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エミリー・ウングワレー展 アボリジニが生んだ天才画家
国立新美術館 2008年6月29日(日)

英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展
森美術館 2008年7月7日(月)

アートフェスタ・イン・大山崎町 アートで架け橋 ART AS A BRIDGE
アサヒビール大山崎山荘美術館 2008年7月21日(月)
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没後50年 ルオー回顧展
出光美術館 2008年7月26日(土)

創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年 特別展「対決ー巨匠たちの日本美術」
東京国立博物館 平成館 2008年8月3日(日)
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小袖 江戸のオートクチュール
サントリー美術館 2008年8月31日(日)

浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展
太田記念美術館 2008年9月28日(日)
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尾形光琳生誕350周年記念 特別展「大琳派展ー継承と変容ー」
東京国立博物館 平成館 2008年11月14日(金)

ボストン美術館 浮世絵名品展
江戸東京博物館 2008年11月16日(日)

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12月の観劇 [観劇(伝統芸能)]

国立劇場十二月歌舞伎公演
国立劇場(大劇場) 2008年12月6日(土)11時30分開演 1階9列42番
 竹柴其水 作 通し狂言 遠山桜天保日記 六幕九場

十二月文楽公演
国立劇場(小劇場) 2008年12月6日(土)17時開演 8列29番
 源平布引滝
  義賢館の段
  矢橋の段
  竹生島遊覧の段
  九郎助内の段

十二月文楽鑑賞教室
国立劇場(小劇場) 2008年12月7日(日)11時開演 12列35番
1.二人三番叟
2.解説 文楽の魅力
3.菅原伝授手習鑑
   寺入の段
   寺子屋の段

歌舞伎座百二十年 十二月大歌舞伎(夜の部)
歌舞伎座 2008年12月7日(日)16時30分開演 1階16列17番
1.名鷹誉石切 鶴ヶ岡八幡社頭の場 一幕
2.久松一声 作 高坏 長唄囃子連中
3.三世河竹新七 作 籠釣瓶花街酔醒 四幕七場

歌舞伎座百二十年 十二月大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座 2008年12月14日(日)11時開演 1階16列12番
1.河竹黙阿弥 作  新歌舞伎十八番の内 高時 一幕
2.京鹿子娘道成寺 鐘供養の場 長唄囃子連中 常磐津連中
3.三世瀬川如皐 作 東山桜荘子 佐倉義民伝 二幕四場
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當る丑年 吉例顔見世興行 東西合同歌舞伎(夜の部)
京都四條・南座 2008年12月20日(土)16時15分開演 3階2列14番
1.近松門左衛門 作 傾城反魂香 土佐将監閑居の場 一幕
2.真山青果 作 真山美保 演出 元禄忠臣蔵 大石最後の一日 一幕
3.信濃路紅葉鬼揃 長唄囃子連中 竹本連中
4.源氏物語千年記念 源氏物語 夕顔 一幕

當る丑年 吉例顔見世興行 東西合同歌舞伎(昼の部)
京都四條・南座 2008年12月22日(月)10時30分開演 3階1列12番
1.正札附根元草摺 長唄囃子連中
2.八陣守護城 湖水御座船の場 一幕
3.藤娘 長唄囃子連中
4.梶原平三誉石切 鶴ヶ岡八幡社頭の場 一幕
5.森鴎外 原作 宇野信夫 作・演出 ぢいさんばあさん 三幕
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和風テイストのクリスマスパーティー [食・酒]

この日は関西観劇遠征の途中、いつも料理の腕を奮ってくれる友人宅で恒例のクリスマスパーティー。

メニューは下記のとおり。

・的矢の生牡蠣
・栗と豚の竜田揚げ
・里芋のポタージュ、葛あんかけ
・甘鯛のクリスピー焼、吟醸かすのマッシュポテト添え
・自家製切干大根とごぼうのサラダ
・イベリコ豚(ベジョータ)の吟醸塩かす漬け
・岩津ネギのご飯
・熱々クリスマス・アップル・パイ

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仕事で急に来ることができなくなった人もいて、参加人数は5人と今年も少なめだったが、いつもどおりたっぷり料理とお酒を味わいながら、500円プレゼント交換もしてゆっくり過ごした。今年頂いたのは手作りの栗の醤油煮。
遅くまで話し込んでタクシーを呼ぼうとしたら、雨のためかなかなかつかまらず少し焦ったが、何とか電話もつながって無事ホテルへ帰還。
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11月の観劇 [観劇(伝統芸能)]

歌舞伎座百二十年 吉例顔見世大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座 2008年11月2日(土)11時開演 1階4列21番
1.四世鶴屋南北 作 通し狂言 盟三五大切 三幕六場
2.玩辞楼十二曲の内 廓文章 吉田屋 竹本連中 常磐津連中
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歌舞伎座百二十年 吉例顔見世大歌舞伎(夜の部)
歌舞伎座 2008年11月2日(土)16時30分開演 1階6列25番
1.菅原伝授手習鑑 寺子屋 一幕
2.河竹黙阿弥 作 新歌舞伎十八番の内 船弁慶 長唄囃子連中
3.三代目中村時蔵五十回忌追善狂言 近松門左衛門 作 八重桐廓噺 嫗山姥 一幕
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新橋演舞場 花形歌舞伎(昼の部)
新橋演舞場 2008年11月8日(土)11時開演 2階右列9番
1.通し狂言 伊勢音頭恋寝刀 二幕
2.義経千本桜 吉野山 清元連中 竹本連中

新橋演舞場 花形歌舞伎(夜の部)
新橋演舞場 2008年11月8日(土)16時開演 3階2列14番
1.通し狂言 伽羅先代萩 五幕
2.大野恵造 作 龍虎 竹本連中

平成20年度(第63回)文化庁芸術祭主催 十一月歌舞伎公演
国立劇場(大劇場) 2008年11月16日(日)11時30分開演 3階9列51番
 江戸川乱歩「人間豹」より 江戸宵闇妖鉤爪 ー 明智小五郎と人間豹 ー

平成中村座十一月大歌舞伎(昼の部)
平成中村座(浅草) 2008年11月24日(月)11時30分 2階左1列8番
 串田和美 演出・美術 隅田川続俤 法界坊 三幕
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Babyface [Music]

Babyface
Billboard LIVE 東京 2008年11月8日(土)

Elliot Yaminの時に会場内で紹介されていて、かなり良い値段だったが、こちらはもともと好きなアーティストだったので、同行の友人と行くことで話を決めた。

かつてプロデューサーとして認識している人も多いかもしれないが、ソロアーティストとしてのキャリアも長く、今回の会場なら1997年の"MTV Unplugged"や最近のアコースティックアルバムのようなステージが味わえるだろうと楽しみだったが、まさに期待に違わぬ素晴らしいステージだった。

本人、ギター、キーボードの三人編成だが、キーボードはGreg Phillinganesというソロ作もあるベテランスタジオミュージシャンで、何と2006年リリースのアルバムからTOTOに加入しており、今回のステージでもTOTOのヒット曲のさわりを演奏するなど楽しませてくれた。もちろんBabyface本人も、Gregとの掛け合いトークやMichael Jacksonの物マネなども交えながら、持ち前の甘いボーカルを充分に聴かせてくれた。

アンプラグド ― MTV アンプラグド NYC 1997 ― : ベイビーフェイス [DVD] プレイリスト


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10月の観劇 [観劇(伝統芸能)]

平成中村座十月大歌舞伎(【Cプログラム】昼の部)
平成中村座(浅草) 2008年10月4日(土)11時開演 1階左1列2番
1.大序   鶴ヶ岡社頭兜改めの場
2.二段目  桃井館の場
3.三段目  足利館表門進物の場
       同  松の間刃傷の場
4.八段目  道行旅路の嫁入
5.九段目  山科閑居の場
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平成中村座十月大歌舞伎(【Dプログラム】夜の部)
平成中村座(浅草) 2008年10月4日(土)17時15分開演 1階15列7番
1.五段目  山崎街道鉄砲渡しの場
       同   二つ玉の場
2.六段目  与市兵衛内勘平腹切の場
3.七段目  祇園一力茶屋の場

平成中村座十月大歌舞伎(【Aプログラム】昼の部)
平成中村座(浅草) 2008年10月5日(日)11時開演 1階右1列4番
1.大序   鶴ヶ岡社頭兜改めの場
2.三段目  足利館表門進物の場
       同  松の間刃傷の場
3.三段目  足利館裏門の場
5.四段目  扇ヶ谷塩冶判官切腹の場
       同  表門城明渡しの場

平成中村座十月大歌舞伎(【Bプログラム】夜の部)
平成中村座(浅草) 2008年10月5日(日)16時45分開演 1階12列2番
1.五段目  山崎街道鉄砲渡しの場
       同   二つ玉の場
2.六段目  与市兵衛内勘平腹切の場
3.七段目  祇園一力茶屋の場
4.十一段目 高家表門討入りの場
       同   奥庭泉水の場
       同   炭部屋本懐の場
       引揚げの場

歌舞伎座百二十年 芸術祭十月大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座 2008年10月11日(土)11時開演 1階16列15番
1.恋女房染分手綱 重の井 一幕
2.奴道成寺 常磐津連中 長唄囃子連中
3.河竹黙阿弥 作 新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎 二幕
4.ご贔屓を傘に戴く 藤娘 長唄囃子連中

歌舞伎座百二十年 芸術祭十月大歌舞伎(夜の部)
歌舞伎座 2008年10月19日(日)16時30分開演 1階16列13番
1.本朝廿四孝 奥庭 狐火 一幕
2.河竹黙阿弥 作 雪暮夜入谷畦道 直侍 二幕
3.英執着獅子 長唄囃子連中

平成20年度(第63回)文化庁芸術祭協賛 文楽素浄瑠璃の会
国立劇場(小劇場) 2008年10月25日(土)14時開演 15列16番
1.恋女房染分手綱 道中双六より重の井子別れの段
2.桂川連理柵 帯屋の段
3.義太夫を語る・弾く・聴く

国立劇場十月歌舞伎公演
国立劇場(大劇場) 2008年10月26日(日)11時30分開演 1階16列26番
 北條秀司 作 大老 五幕九場

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