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原美術館コレクション展 [Art]

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原美術館コレクション展

原美術館 2008年4月27日(日)

今月初め頃から歩数計を使い始めて毎日の歩数を記録している。今のところ均してみると7500歩程度にしかならないが、これを続けていると「せめて平均値は下げたくない」という気持ちが働く。今日も昼過ぎまで家でのんびりしていたが、このままではまずいと思って腰を上げることにした。

行き先の原美術館は、雑誌などで名前を見たことがあった程度で殆ど知らなかったのだが、ついこの前東京に来る友人からお薦めの美術館や展覧会を尋ねられ検索してみた時に見つけて、ちょっと気になっていた。立地が御殿山という頃合いの場所だったこともあり、散歩がてらちょっと行ってみることにしたという次第。

JR五反田駅から都バスに乗り、御殿山のバス停から住宅街を5分弱歩いて到着。東京ガス会長、日本航空会長、帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)総裁などを歴任した原邦造の私邸として昭和13年(1938年)に竣工した建造物で、設計者の渡辺仁は東京国立博物館本館や銀座和光の設計でも知られる当時の代表的建築家だったとのことだが、1979年以降は現代美術に特化したプライベートミュージアムとなっている。

扇形レイアウトの3階建ての建物に入る。到着が遅くなり閉館まで残り時間は1時間ながら、しっかり入館料1000円を支払って展示会場へ。
1階から順に見ていくが、廊下に展示されたマリック・シディベや荒木経惟などの写真作品、またギャラリーⅡでは奈良美智、横尾忠則、ナム・ジュン・パイクなどお馴染みの顔ぶれの作品も展示されていた。
2階、3階も各室に様々な作品が並べられていたが、印象的なのは部屋そのものに美術作品を作り付けてしまうインスタレーションと呼ばれる一連のもので、3階の白タイルに囲まれた一室を作品としたルイノーの「ゼロの空間」なども、意外と楽しめるものだった。
また、1階中庭側には磯崎新の設計により増設されたというカフェがあり、中庭に置かれた作品も眺めることができるので、次の機会には試してみたいという気もした。
一通り見て回ってから閉館直前に駆け足でmuseum shopへも行ってみたが、今回の展覧会としては特に図録などはないとのことで、それだけはちょっと残念。

常設の展示品が多い現代美術の小規模美術館ということで、足繁く通う対象ではないかもしれないが、建物内外の佇まいも含めて独特の味わいもあり、少し間を置いてからまた出かけてみてもよいかな、という気がした。

この後、三菱開東閣の脇を通って品川駅まで歩き、その後都心方面で少し買い物をして帰宅。歩数は8600歩ということで、所期の目的は何とか果たした形。

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